カメラで工場夜景を撮るときのポイント

写真集がでるくらい人気があるのが、工場夜景です。スマートフォンでもある程度のクオリティで撮影することができますが、やはり情緒あふれる工場夜景を撮影したいなら、カメラで撮るのがおすすめです。一眼レフやミラーレスなどの本格的なカメラで撮ると、よりドラマチックな工場夜景の撮影が可能になります。

工場夜景の撮影の準備としては、望遠ズームレンズです。工場の周辺は立ち入り禁止の区域が多く、近くで撮影できることはほとんどありません。離れた場所から撮影するには、望遠ズームレンズは必須です。また三脚があると便利です。サイズもあり、大型で安定感のある三脚がオススメです。

撮影方法ですが、まず撮影モードの設定は自分で調節できるマニュアルモードで撮影することがきれいに撮るコツです。暗闇で工場からの光りが少しある状態での撮影では光りを多く取り入れることができるように、シャッタースピードは遅く設定します。5秒から15秒で設定して、何度か設定を変えて撮影してみて、最適なシャッター速度で撮影できるようにします。

次にF値の設定ですが、F値とはレンズの光りを通す穴の大きさを表しています。F値を調節すると光の量とピントの合う範囲をコントロールすることができます。F値を大きくすればピントが合いやすくなりますが、光りの取り込み効果は小さいので暗くなります。
反対に、小さくすれば光りを取り込むことができるので、明るく撮ることができますが、ピントが合いにくくなります。

ISO感度をあげることもきれいな夜景を撮るコツです。ISO感度はカメラが光を取り入れる能力を数値化したもののことです。ですから、ISO感度は数値をあげればあげるほど、画像にノイズが発生しやすく、画質が悪くなるので、調節が必要です。

ブレを最小限にすることも重要です。望遠レンズはブレの影響を受けやすいので、シャッターボタンを押すときのわずかなブレでも、写真のイメージに大きく関係します。リモートレリーズやタイマーを使うことで、手ぶれを防ぐことができます。

大切なのは、設定を色々と変えて試行錯誤して、理想の撮りたい写真を撮ることです。ひとつひとつの設定を細かく変えてみて、最適な設定で撮影するとムード感溢れる工場夜景を撮ることができます。どう設定すれば、明るさもちょうどよくて、ピントもあっているという条件を導き出すことは時間がかかりますが、最終的には工場夜景を情緒豊かに撮影できるポイントです。

写真集がでるくらい人気があるのが、工場夜景です。スマートフォンでもある程度のクオリティで撮影することができます…

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