デジカメの基礎知識と撮影テクニックは?構図やアングルについても解説

デジカメの基礎知識と撮影テクニックは?構図やアングルについても解説

デジカメは3種類あり、違いはレンズ交換の可否やサイズ、重量などです。どの種類にも愛用しているプロがいるので、自分にとって使いやすいものを選んでください。

そして、せっかく撮影するのなら、被写体の魅力を引き出して印象的な1枚を撮りたいと思うはずです。撮影対象に合わせたテクニックがわかれば、グッと見栄えがよくなります。

また、構図やアングルを変え、デジカメの機能を使うとよりドラマチックな仕上がりになります。

今回の記事で解説しているのは、デジカメの種類と被写体を魅力的にみせる撮影テクニックについてです。合わせて構図やアングル、デジカメの機能についても解説しているので、参考にしてください。

デジカメの種類

デジカメの種類は3つです。

  • 一眼レフ
  • ミラーレス一眼レフ
  • コンパクトデジカメ(コンデジ)

それぞれの特徴を以下にまとめました。

カメラ特徴
一眼レフ *レンズ交換可能サイズが大きく重量もある 交換できるレンズが幅広く画質も高い
ミラーレス一眼レフ *レンズ交換可能レンズから入る光を反射するミラーがない 一眼レフよりもコンパクトで軽量 コンデジよりクオリティの高い写真が撮れる
コンパクトデジカメ(コンデジ) *レンズ交換不可もっとも軽量かつコンパクト 手軽に写真を撮影できる 一眼レフに近い機能を持つものもある

これらの特徴を踏まえて、自分にぴったりのタイプを選んでください。

被写体の魅力を引き出す撮影テクニック

被写体の魅力を引き出すための撮影テクニックを知っておくと、大切な思い出や何気ない日常を、よりドラマチックに演出できます。

  • 風景
  • 食べ物や飲み物
  • 子ども
  • 記念写真

なお、この項目にはf値やホワイトバランス、露出補正などの用語が使用されていますが、これらについては後述します。

風景

風景写真のアングルの基本は水平です。

奥行きや臨場感を出したいときは、上や下から撮影してください。背景をぼかすf値を8〜11に設定すると、隅々まで鮮明に写せます。露出補正で全体の明るさを設定する、もしくはホワイトバランスで色味を調節して独特の雰囲気を作ることもできます。

食べ物や飲み物

飲食物は上斜め45度からの撮影が基本です。光の当たり方は、反逆光にすると画面に立体感が生まれ、食材の質感も捉えられます。

料理の品数が多いときは、メイン料理をアップにして撮影してください。すべての料理を写真に収めたいときは、真上(真俯瞰/まふかん)から撮影するとおしゃれにみえます。

子ども

赤ちゃんを撮影するときは、生き生きとした表情を写したいものです。ですから、音の出るおもちゃで目線を誘導して撮影することをおすすめします。

また、室内での撮影はフラッシュよりも自然光がベストです。フラッシュの人工的な光は堅い印象を与えるうえ、赤ちゃんへの目の刺激が懸念されます。レースのカーテンを引いて窓の近くで撮影すると、やわらかな印象に仕上がります。

成長して活発になったお子さまの写真は連写モードに設定し、シャッタースピードを上げて撮影してください。ブレが少なくなり、表情の変化も逃しません。シャッタースピードの操作に慣れておくと、運動会や発表会でお子さまの活躍をしっかり収められます。

記念写真

例えば入学式と卒業式のときに同じ構図で撮影すると成長記録にもなり、思い出に残るはずです。背景を入れて撮影したいときは、三脚や自撮り棒(セルカ棒)を使用してください。

撮影スポットの定番である校門前は混雑が予想されるため、式の前に撮っておくのがおすすめです。

また、記念写真は事前準備が重要です。例えば、バッテリーは充電の残量、メモリーカードは容量をしっかり確認してください。予備を用意しておくと万が一のときも慌てずに済みます。

構図を工夫して印象的な写真を撮る

写真撮影における構図のなかでも、代表的なものを3つ挙げました。

  • 日の丸構図
  • 3分割構図
  • 放射線図

日の丸構図は、日本の国旗のように被写体を真ん中に配置した構図です。

日の丸構図はインパクトのある被写体に適した構図で、アップや引きでの撮影はガラリと印象が変わります。

3分割構図は、画面を縦と横に3分割して、線上もしくは線の交わるところに被写体を配置した構図です。

人物や花、テーブルフォトを撮影するときは線の交わるところに被写体を配置してください。建物や風景などは横の線を意識すると安定感を演出できます。奥行きや高さを表現したいときは、縦の線を意識してください。

放射線構図は、1点から外側に向けて放射状に広がる構図です。

奥行きを演出できるため、勢いやインパクトのある写真にぴったりです。放射線構図は町並みや鉄道に使われることが多いものの、お子さまが遊んでいる姿を撮影するのにも向いています。

例えば滑り台の上にいるお子さまを下から撮影したり、トンネル形の遊具の中を正面からのぞくように撮影したりというときです。

アングル(角度)をつけて心に残る1枚を撮影する

カメラのアングルを変えると、被写体の魅力や隠れた表情を引き出して、心に残る1枚を撮影できます。以下に、アングルごとに表現できるものをまとめました。

アングル効果
ハイアングル幼さやかわいさ
水平アングル安定感や臨場感
ローアングルりりしさや躍動感

撮影するときはカメラの角度を変えて、ベストアングルを見つけてください。

デジカメの機能で仕上がりをワンランクアップする

デジカメの機能で仕上がりをワンランクアップする

デジカメには、写真の仕上がりをワンランクアップできる機能が備わっています。これらの機能の目的を把握できれば、より美しい1枚に仕上がるはずです。

  1. グリッド線
  2. f値
  3. シャッタースピード
  4. 露出補正
  5. 真上からの撮影
  6. ワンポイントカラー

グリッド線

グリッド線とは、画面に表示できる格子状の線です。これによって、安定した構図で撮影できます。構図に合わせてグリッド線の種類を切り替えられる機種もあります。

f値

f値とはレンズを通る光の量を調節できる機能です。被写体を目立たせるために背景をぼかすとき、f値を低くしてください。このような場合はAまたはAvモード(絞り優先モード)にして撮影します。

シャッタースピード

シャッタースピードとはシャッターが開閉する時間のことです。

シャッタースピードを変えると、動きの速いものや目には見えない光の軌跡を撮影できます。お子さまや動物、車のライトや流れ星など、ドラマチックもしくは幻想的な写真を撮影したいときは、シャッタースピードの操作を覚えておいてください。

露出補正

露出補正とは、画面の明るさを調整できる機能です。

明るさを調整すると、被写体の魅力をよりハッキリと伝えられます。例えば、機械や建物に重厚感を持たせたり花や人物をはかなげに見せたりできます。

ただし、行きすぎた補正は白飛びや黒つぶれの原因です。白飛びは明るい部分が真っ白になることを指し、黒つぶれは暗い部分が真っ黒になることをいいます。

真上(真俯瞰)からの撮影

真上からの撮影は真俯瞰(まふかん)といい、インパクトやデザイン性の高い1枚を撮影するのに適しています。ただし、奥行きや高さを出しにくい点に注意してください。

ワンポイントカラー

ワンポイントカラーとは、写真全体をモノクロにしたうえで特定の部分のみをカラーにしたものです。

印象的な写真に仕上げたいときはワンポイントカラーを使ってください。デジカメに機能が備わっていない場合は、画像編集ソフトやスマートフォンのアプリを利用します。

なお、カメラによっては、セレクトカラーやパートカラーと呼ばれていることもあります。

まとめ

まとめ

デジカメには3種類あり、違いは重量やサイズ、写真のクオリティなどです。

魅力的な写真の撮り方は被写体によって異なりますが、例えば風景なら基本は水平の構図でアングルに変化を付けると奥行きや臨場感を表現できます。

食べ物や飲み物は上斜め45℃からが基本ですが、食卓全体を収めたいときは真上から撮影してください。

赤ちゃんの撮影では自然光を使い、目線は音の鳴るおもちゃで誘導します。活発なお子さまの撮影時はシャッタースピードを操作すると、一瞬の動作や表情を逃さず捉えられます。

よりドラマチックかつ印象的な写真を撮るときは、構図やアングルを工夫してください。

デジカメに備わっている機能を使うと、写真の仕上がりがワンランクアップします。f値やシャッタースピードのほか、露出補正やワンポイントカラーといった手法があります。

この記事が、心に残る1枚を撮影するためのヒントになれば幸いです。

デジカメは3種類あり、違いはレンズ交換の可否やサイズ、重量などです。どの種類にも愛用しているプロがいるので、自…

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